ニジマス稚魚の組織染色標本の作製法(HE染色)
  (パラフィン包埋組織切片染色標本の作製:HE染色)

*下記の項目に対する詳細解説(材料や方法など組織標本作製技法)を参照する時は、ボタン[NEXT]を押して「#2」へ移動する。
*スクロールテキストのTopへ移動する時はボタン[Text Top] .


<目 次>
 1. はじめに
 2. 安全実験について:必須必読
 3. 組織切片作製法の概略
 4. 実技-1st Stage:前処理、固定/脱灰(整形) 、保存
 5. 実技-2nd Stage:パラフィン浸透、包埋、ブロック作成
 6. 実技-3rd Stage:ミクロトームによる薄切、伸展、貼付け
 7. 実技-4th Stage:染色行程と封入
 8. 標本作製に用いる主な試薬、備品、機器
  1)1st Stage、2)2nd Stage、3)3rd Stage、
   4)4th Stage、5)その他 
 9. 代用キシレンによる組織標本作製法
 10. 参考文献等
 11. 模式図一覧


<1.はじめに>

  1. 本編では、数cm程度のニジマス稚魚を材料に、組織標本として最も一般的であり、且つ汎用性の高いパラフィン切片のヘマトキシリン・エオシン2重染色標本の作製法について解説する。
  2. パラフィン包埋組織切片染色標本の作製では、それぞれの行程において、いろいろな方法が考えられるが、本編では、ニジマス稚魚に対し確実に採用できる方法のみを以下に示す。 なお、ミクロトームによる薄切操作は、気温が高いと薄いパラフィンリボン(4〜6μm)の切り出しが難しくなるので、気温の低い季節が作業に向いている。もちろん、工夫次第で夏場でも行える。
  3. 本編で解説する方法は骨組織を丸ごと含むマクロ組織標本作製である。骨組織は脱灰処理を充分に行なわないとミクロトームで薄切することは難しい。本編では、このため脱灰処理に数日の処理時間をかけている。骨組織のない肝臓のみや腸管だけの標本作成は技術参考書に記載されている一般的な方法で対応できるので、参照する。
  4. 概 要に関わる図表>
     ボタン[0]・・図解 標本作製による試料/サカナの変化
     ボタン[00]・・図解 回転式ミクロトームの主要な部位名称
     ボタン[000]・・組織染色標本(HE染色)の4行程:概要
    ・・・・・・・
     ボタン[1]・・組織染色標本/HE染色の作製:行程概要
     ボタン[2]・・標本作成の行程区分:小項目
     ボタン[3]・・ニジマス稚魚の組織染色標本作製の日程-1
     ボタン[4]・・   (続き)    標本作製の日程-2
     ボタン[5]・・解説 補足:硬組織を含む標本:行程が長い理由

<2. 安全実験について:必須必読
 ボタン[6]・・必読必須:安全対策1:ナイフの取り扱い
 ボタン[7]・・必読必須:安全対策2:試薬溶液

<3. 組織切片作製法の概略
 ボタン[A]・・標本作製の主な必要物品:一覧
 ボタン[B]・・図解 組織切片染色標本の作製行程
 ボタン[C]・・図解 試薬1:前処理と固定
 ボタン[D]・・図解 試薬2:脱水パラフィン浸透行程
 ボタン[E]・・図解 試薬3:HE染色行程
 ボタン[F]・・図解 自動パラフィン浸透機を用いない場合
 ボタン[G]・・図解 パラフィン浸透行程における溶液交換法
 ボタン[H]・・図解 パラフィン切片のHE染色
 ボタン[I]・・参 考 書
 ボタン[J]・・おわり

<4. 実技-1st Stage:前処理、固定/脱灰(整形) 、保存

 実技行程1:1st Stage 固定
 ボタン[13]・・実技手順1st Stage【前処理/固定/脱灰行程】
 ボタン[14]・・図説 試料の固定操作:概要
 ボタン[15]・・図解 本固定の前処理:試料のトリミング/整形

<5. 実技-2nd Stage:パラフィン浸透、包埋、ブロック作成

 実技行程2:2nd Stage:パラフィン浸透
 ボタン[16]・・2nd Stage:パラフィン浸透・包埋/台木付け
 ボタン[17]・・脱水パラフィン浸透処理の行程表1
 ボタン[18]・・脱水パラフィン浸透処理の行程表2
 ボタン[19]・・図解 試料のパラフィン包埋:ブロック作成
 ボタン[20]・・図解 包埋試料(ブロック)の整形と台木付け

<6. 実技-3rd Stage:ミクロトームによる薄切、伸展、貼付け

 実技行程3:3rd Stage:薄切
 ボタン[21]・・表紙:実技手順 3rd Stage
      (ミクロトーム行程:薄切・伸展/接着、その他)
 ボタン[22]・・諸注意
 ボタン[23]・・図解 回転式ミクロトームの部位名称:次も参照
 ボタン[24]・・図解 回転式ミクロトームの基本操作
 ボタン[25]・・操作解説1 ミクロトームの基本操作法
 ボタン[26]・・操作解説2 <続き>
 ボタン[27]・・イメージ図 試料ブロックの薄切:概要
 ボタン[28]・・操作解説3:薄切操作
 ボタン[29]・・薄切操作1 :パラフィンリボン作成
 ボタン[30]・・薄切操作3:パラフィンリボンの回収
 ボタン[31]・・薄切操作2:トラブルシューティング
 ボタン[32]・・薄切伸展のコツ:加湿器と息かけ法
 ボタン[33]・・パラフィンリボン /連続切片の伸展と貼り付け
 ボタン[34]・・パラフィンリボンの伸展/切り取り/貼り付け

<7. 実技-4th Stage:染色行程と封入

 実技行程4:4th Stage:染色
 ボタン[35]・・イメージ図 パラフィン切片のHE染色行程
 ボタン[36]・・行程表1:脱パラ/親水化
 ボタン[37]・・行程表2:染色
 ボタン[38]・・行程表3:脱水処理と中間剤/透徹
 ボタン[39]・・図解 染色行程における様態変化
 ボタン[40]・・解説 封入(Mounting)
 ボタン[41]・・封入操作の諸注意
 ボタン[42]・・図解 封入操作/完成

<8. 標本作製に用いる主な試薬、備品、機器
  1)1st Stage、2)2nd Stage、3)3rd Stage、
   4) 4th Stage、5) その他 
 ボタン[A]・・標本作製の主な必要物品:一覧
 ボタン[B]・・図解 組織切片染色標本の作製行程
 ボタン[23]・・図解 回転式ミクロトームの部位名称:次も参照
 ボタン[24]・・図解 回転式ミクロトームの基本操作
 ボタン[25]・・操作解説1 ミクロトームの基本操作法
 ボタン[26]・・操作解説2 <続き>
 主な試薬溶液とその調製法
 ボタン[8]・・標本作製に用いる主な試薬調製法-1:麻酔液  
 ボタン[9]・・(続き)  調製法-2:固定液/ブアン液  
 ボタン[10]・・(続き)  調製法-3:無水エタノール
 ボタン[11]・・(続き)  調製法-4:染色液 ヘマトキシリン
 ボタン[12]・・(続き)  調製法-5:染色液 エオシン

<9. 代用キシレンによる組織標本作製法
 代用キシレン法については、ボタン[NEXT]を押す。

<10. 参考文献等

<11. 模式図一覧
 <概 要
 ボタン[0]・・図解 標本作製による試料/サカナの変化
 ボタン[00]・・図解 回転式ミクロトームの主要な部位名称
 ボタン[000]・・組織染色標本(HE染色)の4行程:概要
・・・・・・・
 ボタン[1]・・組織染色標本/HE染色の作製:行程概要
 ボタン[2]・・標本作成の行程区分:小項目
 ボタン[3]・・ニジマス稚魚の組織染色標本作製の日程-1
 ボタン[4]・・   (続き)    標本作製の日程-2
 ボタン[5]・・解説 補足:硬組織を含む標本:行程が長い理由

 <安全対策
 ボタン[6]・・必読必須:安全対策1:ナイフの取り扱い
 ボタン[7]・・必読必須:安全対策2:試薬溶液

 <主な試薬溶液とその調製法
 ボタン[8]・・標本作製に用いる主な試薬調製法-1:麻酔液  
 ボタン[9]・・(続き)  調製法-2:固定液/ブアン液  
 ボタン[10]・・(続き)  調製法-3:無水エタノール
 ボタン[11]・・(続き)  調製法-4:染色液 ヘマトキシリン
 ボタン[12]・・(続き)  調製法-5:染色液 エオシン

 <実技行程1:1st Stage 固定
 ボタン[13]・・実技手順1st Stage【前処理/固定/脱灰行程】
 ボタン[14]・・図説 試料の固定操作:概要
 ボタン[15]・・図解 本固定の前処理:試料のトリミング/整形

 <実技行程2:2nd Stage:パラフィン浸透
 ボタン[16]・・2nd Stage:パラフィン浸透・包埋/台木付け
 ボタン[17]・・脱水パラフィン浸透処理の行程表1
 ボタン[18]・・脱水パラフィン浸透処理の行程表2
 ボタン[19]・・図解 試料のパラフィン包埋:ブロック作成
 ボタン[20]・・図解 包埋試料(ブロック)の整形と台木付け

 <実技行程3:3rd Stage:薄切
 ボタン[21]・・表紙:実技手順 3rd Stage
      (ミクロトーム行程:薄切・伸展/接着、その他)
 ボタン[22]・・諸注意
 ボタン[23]・・図解 回転式ミクロトームの部位名称:次も参照
 ボタン[24]・・図解 回転式ミクロトームの基本操作
 ボタン[25]・・操作解説1 ミクロトームの基本操作法
 ボタン[26]・・操作解説2 <続き>
 ボタン[27]・・イメージ図 試料ブロックの薄切:概要
 ボタン[28]・・操作解説3:薄切操作
 ボタン[29]・・薄切操作1 :パラフィンリボン作成
 ボタン[30]・・薄切操作3:パラフィンリボンの回収
 ボタン[31]・・薄切操作2:トラブルシューティング
 ボタン[32]・・薄切伸展のコツ:加湿器と息かけ法
 ボタン[33]・・パラフィンリボン /連続切片の伸展と貼り付け
 ボタン[34]・・パラフィンリボンの伸展/切り取り/貼り付け

 <実技行程4:4th Stage:染色
 ボタン[35]・・イメージ図 パラフィン切片のHE染色行程
 ボタン[36]・・行程表1:脱パラ/親水化
 ボタン[37]・・行程表2:染色
 ボタン[38]・・行程表3:脱水処理と中間剤/透徹
 ボタン[39]・・図解 染色行程における様態変化
 ボタン[40]・・解説 封入(Mounting)
 ボタン[41]・・封入操作の諸注意
 ボタン[42]・・図解 封入操作/完成
・・・・・・・・・
 <主要な模式図
 ボタン[A]・・標本作製の主な必要物品:一覧
 ボタン[B]・・図解 組織切片染色標本の作製行程
 ボタン[C]・・図解 試薬1:前処理と固定
 ボタン[D]・・図解 試薬2:脱水パラフィン浸透行程
 ボタン[E]・・図解 試薬3:HE染色行程
 ボタン[F]・・図解 自動パラフィン浸透機を用いない場合
 ボタン[G]・・図解 パラフィン浸透行程における溶液交換法
 ボタン[H]・・図解 パラフィン切片のHE染色
 ボタン[I]・・参 考 書
 ボタン[J]・・おわり

 

 

 
 
<パラフィン包埋組織切片染色標本の作製法:HE染色>
ふぃg


現在の
Fig No.


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
30X95 : 760X630