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<デジタル実演生物学:自然誌生物学
このシートは
生物学習プラットフォーム:BioPF

(上の文字列タップ移動パネル/ボタンへ移動)

実演生物学ギャラリー:主な画像
(自主学習「生物学画像集」へ)
シート内移動の項目〕
構成項目/目次体の基本10項目/俯瞰図

プラットフォーム分類表へ移動>

・・・・

・・・・

・・・・

・・・・

(上のボタンは「分類表」に従っています)
自然誌アート Gallery:板張り魚類マクロ組織など
このシートはスマフォ対応の文字サイズです。
PCではブラウザ縮小機能で調整して下さい。
  • 実演生物学は新規サーバーに移行中です。このシートが学習対応の新プラットフォームです。
  • ここでは旧編サイトの「TopPage」に掲載した項目の分類/整理/グループ化を進めて言います。
  • 下表が現在の分類表ですが分類基準が曖昧なので学習項目の重複が頻繁です。今後、順次、対応予定です。
  • なお、補足説明/注意書きは文末です:ココをクリックで移動/参照してください。
  • お願い:このJSK-Web実演生物学(テキストや画像、また、論理/概念など)を用い「授業講義や研修会」などを行う場合は、事前あるいは事後に、その趣旨や状況などの通知をお願いします通知内容や項目は任意です):付帯条件です
    理由:本邦の生物学習の状況を多角的に把握し、見え隠れする課題などに基づき、本Webサイトの改善生物学習内容構成論の構造化に向け、その理解を深めたいと思っています。よろしくお願いします。

     連絡先メール/E-Mailアドレスは、
      jsk-hasobe@jsk.biology.sakura.ne.jp
    です。
<実演生物学の構成:分類区分一覧>
JSK自習室:学習プラットフォーム
(下の I - XII をタップで学習項目一覧へ移動)

O. 実演生物学索引集 (用語/短文集)
XIII. 自然誌探求:人気お薦めサイト
XV. JSK 自然誌アート Gallery へ
(板張り自然誌アート&魚類骨格作品など)
XX. 森川海連環への自然誌探求:準備中
XXX. 実演生物学3大話題/このシート末
** 食育知育マダイ骨パズル **
(気軽に気長に身近な人と実験探求)
** ミジンコ実験学習:自然誌探求 **
(コンテストや環境保全もあるよ!)
母語用語は認識に影響する? or を決定する?
(教師は社会文化/環境保全の基盤である!)
(気軽に基本10項目:俯瞰へ)

1)下記項目をタップ/移動の後、このシートへ戻る時はボタンTopPage〕やその文字列を利用してください。2)旧編の項目が行方不明/リンク不十分の時は対応します(連絡先は新編サイトを参照)。3)大学URLの「旧編」は今後削除予定です。

(上欄/表が学習PLFです)
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<実演生物学「学習項目」目次>

グループⅠ/1の項目 〕
 :実演生物学Webサイトの道案内/補助

  1. スマフォ気軽に実演生物学:要点
    現実実体の枠組み/2系6要素)
  2. 実演生物学:索引/検索/用語集
  3. 実演生物学:検索用画像/ギャラリー
  4. 実演生物学:要約/巻頭言
  5. 実演生物学:キーワード/KW
  6. 実演生物学:キーセンテンス/KS
  7. 実演生物学の概要/要点ガイドブック
  8. スマフォ対応「体の基本10項目
  9. 生物学習のポイント学習者の意見
  10. 自然誌探求:実験学習(その事例)
    1)スマホで気軽に魚類マクロ組織観察
     (バーチャル顕微鏡 生物標本の観察)
    2)魚類骨パズル4実験
     (マダイ骨パズルのTopシートへ)
    3)海辺で拾ったこの骨なに:探求学習
    4)食育知育:マダイ頭部骨格の検索
    5)ミジンコ探求実験探求/学習
  11. 探求学習デジタル読本の作り方
  12. JSK自然誌アートギャラリー
  13. 付録1:Webテキスト/参考書一覧
  14. 付録2実演生物学「用語集
  15. 付録3:実演生物学3大話題
  16. 付録4:学習サイトQRコード一覧

補足:1)イラストや模式図を多用する生物学習を補完するデジタル読本を学校教師自身が制作することも重要であろうと思っています。 2)日本語/母語はイメージ言語?であるため生物用語を学習者は正しく理解していません。生物学習用語には用語説明集(イメージ用語と知識用語の違い)が必要であろうと思っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・

例えば「DNA・構造・個体・階層性・多様性」などの生物学用語の意味意義を「なるほどね!」と頷く説明が生物教師の資質であろうと思っています。

みなさん/生物教師は、母語日本語を使用しながら、用語の論理性/ロジックに基づき、その時々に、学習者に対して無理なく適切に、また発展的に、話し合いが可能な学習領域に携わっています。つまり、、他教科では対応が難しい「学びの基本:読解力」の経験値を提供できる方々です/と思っています。期待しています。

必要に応じて「アリさんの話」などを参照してください。

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グループⅡ/2 の項目〕
 描き・見て・考える図説学習 33講
  (
イラスト学習/ショートストーリー集です)

  1. イラストで 描き/見て/考える を選択へ
  2. 描き/見て/考えるテキスト形式

体の基本10項目/領域:俯瞰図>

図の項目付近をクリックでリンク先へ移動
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〔グループⅢ/3 の項目〕
 :「クイズ・パズル・謎掛け」による学習サイト

    1. 体の基本10項目/スマフォ対応
    2. 体の中身を描く/シリトリ魚/これ何だ
    3. 魚類マクロ組織の顕微鏡観察
       (30部位を倍率UPで確かめる)
    4. Q&A:器官系区分と部位名称
       魚類マクロ組織49部位のこれ何だ?
    5. 魚類骨格系:骨パズル4セット
    6. 謎掛け生物学/ゲーム版
    7. F「組込みパネル式」も見てね!

補足:実演生物学では、このグループの充実を志向しています。

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グループⅣ/4 の項目〕
 :座学/授業/講義に関わる資料

    1. スマフォ気軽に実演生物学要点
      BioMTX現実実体の枠組み
    2. 考える生物/生物学講義
      講義資料集&プラットフォーム

        考える生物学/主画像はココ/タップ
    3. 生物学演習/PC画面用です
       :話題で進める実演講義/話し合い
    4. スマフォで気軽に階層構造性
    5. 生物系のロジカル シンキング トレーニング
      (脊椎動物の成り立ちに基づくLTB)
    6. 謎かけ生物学:命題・原理・実証
    7. 細胞実験に基づく動物細胞の基本的性質
       受講者と教師へ(スマフォ対応)
       細胞が生きる仕組み/実験原理の解説

       (備考:旧. 細胞実験とその解説講義
    8. 動物組織学(組織学自主トレ・実験観察)
      ガイダンス/シラバスガイドブック
    9. 魚類マクロ組織ポスターの話し合
    10. 組織標本の学習前提20条
    11. 動物組織学:4大組織の用語から確認
    12. 細胞生理の基本細胞小器官の考え方
    13. "The Cell" の見方/考え方/進め方
    14. 生物学習内容構成論−1

         <分類表へ戻る先頭行へ


グループⅤ/5 の項目〕
 :学習理論/生物学演習に関わる項目

    1. 階層性:視座視点一覧(自主学習)
       または、スマフォで気軽に階層性
    2. 生物学習マトリックスBioMTX
    3. 体の基本10項目:描き見て考える の前座
    4. 生物学習のポイント:学習者の意見
    5. 実演生物学:キーセンテンス/KS
    6. 生物学演習/生物学の基本
      :「命題・原理・実証」の必要性
    7. 魚類マクロ組織の話し合い:予習復習
      Topアンケート式演習講義(2)
    8. 細胞培養実験の解説とその原理法則性

補足:1)実演生物学の扱いとして最も重要と考えているグループです。2)高校生物や文科省教育?とは違う前提概念定義で成り立っている筆者オリジナルの学習理論です/ご注意ください(対峙性教育には不向きかも:一方的だと受講者が戸惑いますよ)。3)複数者を対象とした授業や研修などに利用する場合は必ず事前連絡をお願いします。

         <分類表へ戻る先頭行へ


グループⅥ/6 の項目
 :組み込みパネル式の資料

このグループは「組み込みパネル」のみで参照を基本とするサイトです(長文解説テキストを含まない)。

    1. 体の基本10項目:描き見て考えるの前座
    2. 魚類マクロ組織:視点9項目:PCのみ
    3. 魚類マクロ組織49部位:これ何のQ&A
    4. 組み込み版「シリトリ魚でQ&A
      (これはPCで参照してください)
    5. 魚類解剖実験、 or 中学生版
    6. 魚類骨格系:骨パズル〔4セット〕

補足:たくさんあるので省略しますが、組み込みパネル式で漫画風味の『ゆるゆる生物学習:考え方の扉/入り口 編』を作りたいですね!

         <分類表へ戻る先頭行へ


グループⅦ/7 の項目〕
 :実験方法・実験技術集

    1. 実験検証:自宅で気軽にミジンコ探求
      命題・クエストQ・その解説
    2. 魚類解剖実験:移動後に利用形式を選択
      スマフォの場合ココをタップで移動)
       :ニジマスを用いた解剖実験/学習法
    3. 魚類頭部骨格系:骨パズル実験法
      骨パズル4セット
      ・マダイ骨パズル Topシートへ
      あるいは、
      食べながらマダイ頭骨「検索」パネル
      (食育知育:マダイ骨パズルの作品化
    4. 組織標本作製技術 :パラフィン包埋ミクローム薄切HE染色法
    5. 動物細胞培養法:技術/事例
    6. 細胞培養実験学習
    7. 魚類骨格の古代色染色法(予定)

      <分類表へ戻る先頭行へ


グループⅧ/8 の項目〕
 :顕微鏡観察Webシステム/実験観察補助資料

    1. スマフォで気軽に組織標本の顕微鏡観察
      (魚類マクロ組織観察の予習サイト
      (魚類マクロ組織観察の復習:クイズ
    2. 魚類マクロ組織で「これ何?:Q&A
       (補足:現在はPC画面用です)
    3. バーチャル顕微鏡観察:画像一覧
      (組織染色標本、培養細胞標本、など)
    4. 魚類培養細胞
       の形態と運動性/顕微鏡観察
    5. 培養細胞写真集:形態, 運動, 細胞分裂

        <分類表へ戻る先頭行へ


〔グループⅨ/9 の項目〕
 :実験学習に関わる資料

    1. 実験探求:自宅で気軽にミジンコ探求
      命題・クエストQ・その解説
    2. 動物組織の見方・考え方・進め方
    3. 実験学習:細胞培養実験の受講者
      解説とその原理細胞が生きる仕組み
    4. はじめの一歩の細胞培養実験
      CG細胞培養
    5. スマフォで気軽に図説「CG細胞実験
    6. 魚類解剖実験・学習法:小中学性用

補足:顕微鏡観察や実験法とこの実験学習は重複するので混乱しますよね。すいません。

         <分類表へ戻る先頭行へ


グループⅩ/10 の項目〕
 :教員研修「実験学習」の実践例

このグループの項目は筆者が全国各地の教員研修(北海道、山形、福島、埼玉、東京、千葉、神奈川、山梨、新潟、愛知、三重、大阪、兵庫、岡山、島根、山口)や出前授業などを担当した折に用いたものです(参考資料)。サイトには口頭説明が必要なので、あまり参考にならないかも。教育センター主事や教員代表の方々、ありがとうございました。

    1. 迅速・簡便・確実・低コストで
       可能な「はじめの一歩の細胞培養実験

    2. 実験学習細胞実験キットを用いた
       細胞の形態とその変化/運動性の観察

    3. 実験講義1.
       細胞を基軸とした動物体の成り立ち
    4. DIY細胞実験とアクティグラーニン/福島研修

         <分類表へ戻る先頭行へ


グループⅪ/11 の項目〕
 :その他(印刷用PDF資料、など

    1. 旧編掲載の「階層性:視座視点一覧
    2. 旧編掲載の「組織観察の前提20条
    3. 体構造 の見方/考え方/進め方
    4. 脊椎動物の構造をモデルとした
       ロジカル シンキング トレーニング
       :視座視点/4工程5課題/PDF
    5. 魚類解剖実験法/PDF
    6. 体験学習 :魚類マクロ組織の話し合い
    7. 体構造 :マクロ組織の観察/PDF
    8. 動物組織学:組織標本の観察法/PDF
    9. パラフィン包埋ミクロトーム薄切4μm HE染色標本作製法/PDFはココをタップ
      (ミクロトーム操作法はココをタップ

補足:たくさんあるので整理分類で表示予定ですが、それぞれの分類区分のサイトでPDFテキストを参照してください。

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グループⅫ/12 の項目〕
 :新編「実演生物学」のポイント

    1. 新編サイトのガイダンス/ポイント
      (新編の概要説明やフィールド学習など)
    2. 自然誌アートGallery(学習インテリア)
    3. 階層構造性一覧表記(命題/課題/視点)
    4. 上記「A」のKW・KS なども参照してください。「F」の組み込みパネル式は特徴的なので、今後、整理予定です。

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グループXIII/13 の項目〕
 :自然誌探求 お薦め人気 サイト

    • 約十数年を経過したWebサイト「実演生物学:自然誌生物学」の人気コンテンツ?上位 を紹介します。それらは在職/在学中のことなので、改修後の新編の状況は今後の課題とします(生物教師らに依頼し再調査の予定です)。
    • 下枠/後半には自選お薦めサイト/一覧として、自宅で気軽に自然誌探求として「微塵子/ミジンコ飼育、マダイ骨パズル、自然誌アート作品」 などを付記しています。
    1. 生物学習/生物教育のポイント
       (大学新入生のコメントとアドバイス)
    2. スマフォ気軽に実演生物学:要点
    3. 魚類マクロ組織の顕微鏡観察
       (動物組織のデジタル顕微鏡観察像)
    4. 動物細胞の運動性/形態変化
       (あるいは:細胞運動:顕微鏡観察集)
    5. バーチャル顕微鏡観察:画像一覧
       (組織染色標本、培養細胞標本など)
    6. 生物学講義:イラスト/図一覧
    7. 描き・見て・考える:話し合う
       体の中身の描き方、細胞構造の描き方、
       動物生理の基本、細胞生理の基本
    8. 階層性:視座視点一覧
       (生物学習の基軸:階層構造性)
    9. 学習マトリクス:BioMTX
       (生物学習の基本・枠組み)
    10. 魚類解剖実験法:ニジマス
       (解剖実験の考え方/進め方)
    11. 食育・知育・魚類骨パズル

自選お薦めサイト

    1. ふりふりミジンコ探求:お薦め!
    2. マダイ骨パズル:検索パネル
       :食育・知育・自然誌探求
    3. 骨パズル:チャレンジ4課題
    4. 自然誌アートギャラリー:見てね!
    5. 生物学3大話題 (アリさんの話など)

補足:以上のTop10や自薦サイトは必要に応じて修正なども加えています。すいません。

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グループXⅣ/14 の項目〕

:スマフォ対応の「デジタルブック」形式/レイアウトを掲載予定です。もう少し待ってね!

この区分には完成順に「スマフォ対応サイト一覧」を列記予定です(組み込みパネル式はどうしたらいいのかね)。下記は関連コメントです。

  1. デジタルブック形式でなくても、全編がスマフォ対応になるように努力しています。
  2. バーチャル顕微鏡観察組み込みパネルのサイトの場合、スマフォ画面では無理も生じる?ので、それらを参照の時はPC画面での参照をお勧めします。
  3. スマフォ画面には「タッチペン」の利用は便利かもと思っています。

  <分類表へ戻る先頭行へ

以上で、とりあえず、グループ化分類作業中の現状終わりです。今後も修正編集を継続します。不具合があればお知らせください。

関係者へ/お願い:いつもお世話になりありがとう。「お願い」があります。今後、特に「高校の学習者と教師」の別で/に向け、厳選リストも作る予定です。アドバイスや優先項目/リスト候補などの提案をお願いします。

なお、今現在、この実演生物学は、非公開のWebサイトです(インターネット検索の対象外です)。このURLを必要な方へ提供する時は必ずその対象者の把握をお願いします。また、利用への付帯条件に関わるコメントを申し送りでお願いします。
・・・・ 先頭行へ分類表へ・・・・・・・

<文末の補足/あとがき>

従来の実演生物学TopPage(大学URL)は筆者退職に伴い唐突にアクセス不能になったようです(2021/11月初旬)。その旧編 大学URL サイトは「迷路/建築現場」状態でご迷惑をお掛けしました。私自身、HTLM編集などは全て独学であり、素人サイトなので苦情もたくさん受けました。戸惑いの連続でしたが、それでも、生物学習サイトを作り続けました。それにも関わらず、本当に多数の方の参照を受けたことに心から感謝しいます。また、見ず知らずの方からアドバイスや励ましも受けました。本当にありがとうございました。心から感謝しています。

それで、今現在、レンタルサーバーを用い、旧編 TopPage 項目の分類/グループ化を改めて進めています。その状況が上記の分類表ですが、素人ながら、今後も利便性向上のため、随時、加筆修正を加えています(ご了承ください)。

なお、現在、実演生物学に関連したTopPage / Topシートは、このシートも含め、

1)新編「実演生物学」のTopシート
2)旧編TopPage(大学URLのTopPage)
3)グループ化/整理中のこのTopPage
 更に加えて、
4)会員制の新編「実演生物学のTop Page」
の4種類です。
 なお、今現在、その全ては同じURL「独自ドメイン」を共有しています。

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<新編 実演生物学 の概要>

その新編Topシート/Pageでは新たな実演生物学の「方針、目的、サブサイトの概要」などを説明しています。
その編集方針は、

  1. 自然誌生物学の学びに向け「共存共学」に志す素材や学習構造を提供すること。
  2. スマフォで気軽に参照できるようにすること(段階的に対応しています)。
  3. 階層構造性を基軸とした学習サイトとしての「プラットフォーム化」を図ること。
  4. キーワード・キーセンテンス(KW/KS)に対応した解説サイト/図説集を設定すること。
  5. 学習者に気軽で受け入れやすいパズル/クイズ式学習サイトの充実を図ること。
  6. 探求学習・フィールド学習・自主学習の観点を重視した「自然誌生物学」の構築を目指すこと。
  7. 以上に基づき、教師と学習者の対峙性を解消する「共存共学」のWebサイトを目指すことを念頭としています。

つまり、実演生物学は、これまでも筆者オリジナルの「構造(要素の配置とその繋がり)階層構造性学習マトリックス、現実実体の枠組み/2系6要素」に基づき構築していますが、今後は、生物学の理念「実体と概念の連立連携」を更に強調し、イメージ的/観察的な学習と分析的/見捨てない学びの両立を目指したいと思っています。そのため、無理なく段階的な取り組み/学習理論の具体化を図りたいと思っています。

それで新編サイトには、その事例「最初の一歩」として、特設サイト「自然誌アートGallery」を設けました。「板張り自然誌アート」や「古代色PISCINEスケルトン」を新たに開発したので、学習インテリア(室内インテリア 兼 学習教材)の有効性を検証したいと思っています。また、その経緯から、自然誌探求森川海連環に関わる話題などが身近で継続的な対象となることを期待しています。つまり、知識確認/対峙性学習や使い捨て学習から持続性学習(SDG学習)への変換点になればと願っています。なお、上記の編集方針は漸進的に対応のSDGです。

最後に一言/そのゴールは、

  • 生物教育は他教科とは異なり実体実在を感じながら、その母語/イメージ的な理解を分析的な知識言語/見捨てない探求に変換する「誰もが必要な学び」です。母語/言語と認知/文化の考察すること、また、改善を図ることはこれからの日本の最重要な課題であるかもと思っています。その観点を実証的に検証したい/大切にしたいと思っています。
    その目標は、
  • 楽しげで納得できるが疑問が発展継続する「命題・原理・実証」に基づくサイト。
  • スマフォ片手に指示待ち答え待ち、後は自宅で動画待ち、みんなと一緒にコーチ次第の未来待ち、という状況を補完する自主学習サイト
  • 使い捨て消費型の学習と見捨てない継続型の学びを支援するサイト。
  • 文科省生物教育や学習産業の方針とは齟齬や一線がありますが、それでも、若手教師や新任生物教師に不可欠な資料集を目指します。
  • 共存共学により「自然誌生物学の発展探求」の扉を叩き・開く「サイト」にしたいな!。
  • 実体と概念の連立連携の必要性に納得できるサイト!

  分類表へ戻る先頭行へ新編Topシートへ>

・・生物学3大話題:実演生物学の要点・・

話題1、話題2へ、話題3へ、つぶやき追記
(話題はログインサイトの一部ですが掲載します)

話題1.アリさんの話

これは日高先生の本(数十年前の新書)に載っていた話と思う。そのストーリーは小学校の授業風景/情景。うる覚えであるが、要約すると、

1)教壇の先生が生徒さんに「アリを描きましょう!」と言う。生徒/児童はそれぞれ楽しげに「アリさん」を描く。その形は様々/アニメチック?:その中には「槍やリボン」も描かれている。

2)その後、小瓶に入れた生きているアリを手渡し「よく観察しながら描いてごらん」と先生が言うと、生徒はそれなりに描き、少しは昆虫の「アリ」らしくなる。

3)教師はその後頃合いをみて板書しながら「アリには頭と胸と腹があり、頭に目や口や触覚、胸に3対の足、普通のアリには羽はないよ、よく見てごらん/もう一度観察してみましょう」と丁寧に説明する。子供はなるほどと真面目な顔つきで頷く。

4)その上でもう一度描かせると昆虫の姿になったアリ/スケッチを満足げに描く。しかし、それでも一部の男子は逞しいアリの姿に「槍」を持たせ、女の子は「リボン」などが付いた可愛いらしいアリを描いている、というほのぼのとした話(記憶の彼方のうる覚えで間違いも多いかも:すいません)。  

以上がその概要。なるほどね!であるが、しかし、この授業風景には生物学習や生物教育の本質が示されているような気がする。分かるの教え(謎かけ3段論法)であろうと思った。  

つまり、小学生に限らず学び/教えの基本/実践学習には『命題・原理・実証に加え、実体には「構造」がある・構造とは「要素の配置とその繋がり」・要素間の繋がりは「役割の起点」を示す』が必要ということを示していると思っている。

懐広く深く受講者を受け入れる教師の姿は古典的ロジック(多くが認める知っててお得な考え方)で成り立っているのではないだろうか。  

以上であるがその「日高敏隆先生の出典」は覚えていない(申し訳ない):話題1は終わり。

補足1/コメント:「観察」って言葉は便利ですが、それでは意味不明かも。つまり、観察とは見る実体に構造(要素の配置とその繋がり)を認めること)って思っている。日本語って難しいね!
でも、小学生にも分かるその日本語表現法はどうしたらいいのでしょうか?(誰か教えてね!)

補足2/コメント:他のページに書いたため重複しますが、最近の話題、教育的に切迫した課題として「読解力の欠如」が挙げられています。

読解力は、構造を考える機会(自然物などと対峙する機会・生きる力の育成の機会)に恵まれたか否かが影響していると思っています。身近でありながら複雑系を示す自然物の構造を考える経験値の積み重ねは重要です。それらに基づき「読解力」は育成されるのではないでしょうか(知性に深く関与する経験値は、今現在の学校や学習塾や国語教育だけの課題ではないと思っていますがいかがでしょうか)。

  <分類表へ戻る3大話題 Topへ先頭行へ

話題2. 国語と知識用語
 :染色体・DNA・タンパク質の話

ある高校生物教師が寄せてくれた話を記述する。 ・・・・・・

『生徒が塩基・ヌクレオチド・DNA・染色体・核の関係性を認識できていないことが多々あります。「先生、染色体とDNAって何が違うの?」などと聞いてきます。聞かれるたびに「染色体は、DNAがヒストンなどのタンパク質に巻き付いたりしてできた構造体だよ。」などと教科書を見せながら説明しておりました。すると「タンパク質ってなあに?」と聞いてくるんですよね』
・・・・・・    

以上がその話であるが、私はつくづく頷いてしまう。生物教育に対する最上位のコメントと思っているが、平易に言えば「染色体・DNA・タンパク質」という生物学用語の取り扱い/教示法の話題である。皆さんならどう説明しますか?(生物教師検定試験かな?)。  

実演生物学の立場からコメントすれば、この話のポイントは「国語と科学用語:イメージ用語と知識用語」の違い/扱いではないかと思っている。小難しく言えば、1)階層性/階層構造レベル、2)構造(要素の配置とその繋がり)、3)実体と概念の連立連携、4)観察的/分析的視点、5)対峙性教育、6)日本語表現法など、幾つかのキーワードが関係するが、これでは混乱するのでここでは少し丁寧に説明する。
・・・・・・・・・・・  

学習の場では、表題/命題に基づき、学習用語が位置する構造レベルについて説明する(その実態/その成り立ちを平易に説明しようとする)。つまり、階層構造レベルの上位から下位へ「構造」という概念をイメージしながら段階的に教示する必要がある(つまり、日本語表現法/パラグラフ構成の課題でもある)。  

しかし、学習内容を既に理解している者は真逆に、つまり、構造レベル下位から上位レベルへ、例えば、要素還元主義的な教えに従う知識レベルが高い教師らは「下位の要素/用語に基づき考察」という習慣が自然に作動する。それを教示の場で用いると受講者の視点/ベクトルとはすれ違いが生じ、ギャップに気づかず、いわゆる知識優先/確認式学習に陥ってしまう(いわゆる対峙性学習である)。従って、学ぶ側から見れば「分子博物学?」と映るのかもしれない。すなわち、上位から下位へが主軸ベクトルであり、その上で下位から上位への再確認も必要となる(そんな時間的余裕はないよ/コスパ優先!って声が聞こえてきそうなので、その場合は自習復習も必要?)。 ということで、生物学習の枠組み・段取り・ポイントを改めて説明する(下記参照)。
・・・・・・・・・

1)生物学習の旗頭は「実体と概念の連立連携」であり「形・役割・仕組み・由来」に関わる説明を必要とする。もう少し拡大すると実演生物学が提案する生物学習マトリックス(BioMTX)に応じた対応である。その利点は「疑問に応じた考察の方針/道筋」であるが、「学び/教示の段取り」が一目瞭然であることもポイントである(授業プラン)。

2)生物学習の事の始まりは「用語とそのイメージ」の共有である。前者、その用語/名称はいわゆる記号であり後追い式でもかまわない。そのいわゆる用語名称は生物学習の背景として広がりを見せるが、用語は「知る・分かる・理解する」から構成されているため段階的な教示/学習課題と考える(現実実体の枠組み/観察的と分析的な視点)。後者、イメージは教科書凡例/模式図により容易に共有される。従って、実践学習に置けるキーポイントは「用語の位置付け/取り扱い」になるが、その生物学用語もツリー構造の要素であるため、少し複雑であり、その構造に終始すると疲労困憊になるのでほどほどが適切であろう。

3)従って、上記に基づき生物学習の要点/ポイントをまとめると、扱いが容易な模式図/イメージ図とは構造図/概念図であり、要素の配置とその繋がり(要素の繋がりは役割の起点を示す)により構成された掲載図である(闇雲に描かれたイラストではない)。従って、その説明には多くが受け入れる平易な視座視点/論理的な順列での対応が可能である(構造なのでその順列は平易な観点となるはず)。このことが教示法の最重要ポイントであろう。

ところで、今回の話題「染色体とDNAは何が違うの?・蛋白質って何?」とは「国語か知識用語か」の課題であり、国語/母語日本語の場合はイメージ言語なのでそれなりでかまわないが、知識用語とは特定の学び(通常は教科学習)により構築されるので上述のような配慮が必要である。これでは上記と重複し混乱するが、すなわち、結論から言えば、用語の階層構造性/構造レベルに不案内な場合でもその平易な視点/方法として実演生物学では「構造学習法:描き・見て・考える」を用いている。  

それで、例えば、国語「DNA」を知識用語として用いる時は、修飾語を付記し、染色体DNA・遺伝子DNA・2重ラセンDNA・巨大分子DNA、などのように具体的に用いるは学習の場の必須条件であろうと思っている:2名標記。図タイトルの場合、「DNAの構造」ではなく「2重ラセンDNAの構造」というような用法になる。英文教科書では正しく記述されることが一般的であるが、それを日本語に訳すと「コスパ優先」ってことはないはずなのに何故なのであろう?  

なお、蛋白質とは核酸などと同様にどんな場面でも使える「総称名称」であり、その形を具体的に示すことはできないが、「摂取/分解/合成される体構造の主要な物質/分類名称:アミノ酸でできた代謝物」なので、同様に学習の場では、例えば、筋肉蛋白質・酵素蛋白質・複合蛋白質・巨大分子蛋白質・蛋白質分子に加え食品蛋白質などになるのかも(これでは漢字の羅列って言われそう!・でも学習者には必要かも!)  

つまり、「用語」にも観察的/分析的な視点に基づく「現実実体の枠組み:視点3段論法」が必要であろう(教科書の厚さとは無関係に必要であろう)。また、国語(誰もが普通に使う言葉)を科学用語/学習用語として使用する場合は、学習者への配慮が必要である(その理由は科学用語が単離浮遊化すると暗記対象/暗記教科になってしまうから!)。ちなみに、遺伝子発現とは「国語:継承性」の説明「遺伝の基本」なので、質疑応答を繰り返してこそ、その意味意義が付加されると考える。  

以上「染色体・DNA・タンパク質」という用語の話題を解説したが、専門家でも総称名称「蛋白質・核酸・酵素:共立出版の雑誌名」という平易な標語に基づき、生命科学の「構造の探求」に楽しみと戸惑いを感じながら購読したことを思い出す方は多いかもしれない。総じて言えば「学習も研究も同じ科学探求」である。では、科学とは?  以上で終わりです。付き合ってくれたらありがとう(ご意見をお待ちしています)。

追記:知識用語(学習用語)の選定は「要素の繋がり:知識と知識を繋ぐ知識の学び」に基づき定義され、その重要性からツリー構造の要素として選定される(選定されているはずと思っている)。

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話題3. 最後に一言:生物学習の必要性
 :生物学はなぜ必要?

生物教師としてはともかく生物学/生物の学びは特に重要と言いたいが、「数学や英語と同じくらい重要なの?・生物のことを知らなくても医学部に進学できるし、生きていく上でそれほど困ることはないかも!」なんて受講者に言われると教える立場としては身も蓋もない(同情的に頷く自分がいることも事実かも!?)。

例えば、大学で実際に生物学や組織学などを講義すると初学者は「何がなんだか分からない・ぷんぷん!」になる。しかし、組織観察/生物学の意味意義の最も重要な事はそのことにあると思っている。それでそのことを終わりのメッセージとして記述する。  

つまり、生き物は数多くの部品/要素から構成された複雑な自然物/構造体であるが、予定調和的には部品交換もなく長年その生命/個体を維持する/を期待したい:普通に生活する。人工物(パソコン・自動車・工業機械)も同様に複雑な構造体であるが、その特徴は故障したら部品交換でも対応が可能/すぐに使えるということ。しかし、生き物の場合はそう簡単ではない。生物は機械ではない。故障修理つまり治癒/自律性には必ず時間(プロセス)が必要である/すぐには治らないよ!  

だから、生き物の成り立ちや仕組みを真摯に考える時間やその学習の場は他に変えがたい学びを提供する。他教科とは異なり自然の理を論理的に丁寧に説明する/不可欠という事ではないでしょうか。  

つまり、長い人生でそのことを体系的に学べる時間や学習の場は残念ながら本当に少ししか与えられていない。だから、少しは我慢して真面目にそのことを学ぶことはとても大切。分かることも重要であるが生き物の成り立ちに主体的な疑問を持つだけでも意味意義ある経験と思っている。その場が授業/講義である。また、複雑系の学びの原点に生物学は欠かせない、ということで、ともかく生物学は重要である。  

重複するが、生命科学は複雑系、だからこそ「考える筋道の基本:そのロジック」をその限られた「学習の場」で今のうちに学ぶ、後悔しないように習得する、は誰もが認める何かとお得な話である。  

最後に一言:生き物はすぐには治らない。だから、自分自身を大切にしてほしい・身近な人や周囲の人のことにも寄り添って欲しい・答えはすぐに見つからないけど考える努力は続けて欲しい・ついでに、他の生き物や自然のことも丁寧に扱って欲しい・ともかく考え続ける自分自身に終わりはない。世界中のメンターが君を見守っている。僕はそう思っている。グドゥラック! おわりだよ。

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追記/つぶやき:今現在は動画ネイティブの時代。タブレットなどが身近な学習ツール、「読む考える」には不慣れな状況を提供する/このような記述解説には戸惑いを感じるかもしれない。しかし、母語日本語はともかく今後も続く。考察の経験値/読解力には従って日本語学習が必要である。つまり、そのキーパースンは国語教師かもしれない。生物教師の前向きな努力や懐の深さ広さに加え、今後は国語教師の支援(あるいは英語教師の努力)が必要かもと思ってしまう。どうでしょう?
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なお、知識確認学習はコスパ優先として何かと便利/手っ取り早いが、学習の場は、試験は別として、個人の知識レベルの確認の場ではない(それをしてはいけないと思っている)。従って、質問され回答に戸惑う学習者への配慮も必要である。

例えば、回答「私は・・・と思います」ではなく、他言語が常とする「一般的に言えばそれは・・・ではないでしょうか」というような返答/回答も奥ゆかしいと思っている(オウム返しの主語は便利)。そのことを長年考えているが、つまり、主語の取り扱い/日本語表現法には語学教師など支援は不可欠であろう。SNS言語が幅を効かせるこの時勢だからこそ「質疑応答には余裕ある枠組み」の提案は不可欠であろう。

3大話+私のつぶやき/ツイートです)

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<追記:その後に受けた感想やメッセージ>

上記、話題「アリさんの話」などを掲載したら、知り合いなどから各種のコメントを受けました(高校生物教師が大半ですが小学校担当者・塾教師・主婦に加え若手研究者など)。そのメッセージをほとんどそのまま掲載します。なお、時々、必要に応じて修正などを加えています。

  1. 『アリさんの話はその通りですね。子どもたちの実体験は年々乏しくなっているでしょうから、想像力がはたらかないのも無理はないと思います。』
  2. 『今のちっちゃい子供、理科をやる小学生くらいもそうなのかな、彼らは動画ネイティブなんですよ。タブレットでyoutubeの教育動画みたいなのを見て育ってたりする。だから視覚的な導入がないととっつきづらい、のかなとも思います』
  3. 『例年、生物の年度初めのガイダンスでニワトリの絵を描かせています。期待通り、4本足もいます。今度はアリでもやってみようと思いました』
  4. 『『考えさせようとすると、特にこの頃、見える話し方や示しかたでないと、問題解決どころか課題の把握にさえとどかないことが出てきています!』
  5. 『塾講師をしていたとき、音読させてはじめて問題文を理解できた子が多かったことを思い出しました』
  6. 『具象から抽象への移行がうまくできていない生徒が多く、危機を感じます。「想像力」「推理力」なにより「疑問をもつ力」を養うにはどうしたら良いのか、このところ頭を悩ましています。』
  7. 『今の生徒、読むのが作業になっていると思います。読みながら答えさがしになっちゃうです。生徒に答えさがしをやらしちゃうのが、日本の国語教育の大問題だと常日頃から憤慨してます』
  8. 『問題のリード文も読むことが苦手で、理解できていないため考えるところまで到達できない子が多いように感じます』
  9. 『「疑問」は、自分のなかでは(未知のことや)経験とのずれ(違和感)があったときに生まれるような気がします。比べて、分けて、分けられないときに何だ?という感じでしょうか。』
  10. 『個人的には、各階層の概念がリテラシーが低いものほど、階層間の連携が取れず、そのため、生物の学習に支障が生じるのではないかと感じています。上位から下位、下位から上位というよりは、それぞれの階層のつながりをより自由に、かつ各階層面を広範囲に行き来できるようにすることがが、生物学習の目指すことなのかと感じた次第です。』
  11. 『頭を使うことは魔法のようなことと思っている子供たちがそれなりの割合でいます。問題が解けるとは、スラスラ解けることだ、と言うイメージです。等式や単語の意味など、ひとつひとつ立ち止まって自分の頭の中のリファレンスを探すことなく(調べるというステップもなく)、その結果、成績が伸びず、対処もわからず、モチベーションが下がる負の循環。考えてみた、わかったと言う経験(解けた、○がついた、ではなく、自分の脳みそに思考回路ができた)が必要ですね』
  12. 『国語は大事です。母国語であり、その言葉の持つ意味を知る事は、科学的な根拠がない時代から、人の五感で感じ取って来た生きてる言葉だと思うからです。』

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次の記述は上記コメント(箇条書き掲載)の読後感(羽曽部の感想/意見)です。

考えさせられるコメント「なるほど!」って頷くことしきりです。子供だけでなく大人でも「動画ネイティブ」であろうって思いましたが、やはり、総じて言えば「疑問に向き合う力/その学びの場」が背景になっているのでしょうか。

私見ですが、疑問を持つには無意識的に「なんとか対応できるかも」という判断が先立っているはずです。その無意識は経験値により培われると思っています。その経緯から「読解力の学び」の必要性が生じます。「無意識が先か 意識/認知が先か」は私の能力外ですが、そうなっているという話もあります。それで教育や学びの場はとっても重要です。あるいは、自然と向き合う機会は必要です。

なお、私流に言えば「不思議だね・なるほどね・考えるって楽しいね:命題・原理・実証の共有」による取り組みですが、やはり、平易な学び「謎掛け3段論法」が日本語的かもしれませんね。つまり、適切な導入に基づく論理的な楽しげな展開です。もしかするとスポーツ型学習法かもしれませんね。

しかし、それらは一般的に言えば、国語教育(論理的に他者に寄り添う経験値の育成:はじめの一歩)の役割ですが、事ほど左様に難題、しかも、動画ネイティブ/SNS言語の世情は動画学習産業の躍進とともに今後も華々しく進むのだろうと思っています。

それでそれに変わり得る学びが体系的な生物教育(実体と概念の連立連携に向けた論理的な学び)にあると私は思っています。AI/DX教育の熟成には生物学習に関わる優れた実体験(フィールド学習/自然体験学習)やWebコンテンツによる補完が必要ではと思っています。

なお、人は常に「実体と概念との連携」を無理なく知りたいと思いながら「楽しいねって生活の共有」を望んでいるような気がしています。それで、即断即答ではなく「投資・消費・浪費」をゆっくり意識しながら段階的な取り組みの経験値は必要です。

また、人は「衣・食・住」の充足を念頭に生きていますが、衣/装いには学びに基づく自己表現(経時的な肉体労働)が含まれていることもポイントであろうと思います。すぐれた装いを与える多様な学びの場が必要なことは自明の理ですよね。短期記憶だけでなく長期記憶に関わる興味深い事象とその経験値です。

以上でおわり

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注意:本編「実演生物学」の記載内容は、筆者オリジナルの学習理論・学習用語の定義などに基づき構成しています。文科省生物教育とは齟齬があります:ご注意ください。

なお、本Webサイト「実演生物学」の内容を、授業や研修などに利用する場合は「事前承諾」が必要です(付帯条件です)。連絡先は新編テキストに掲載しました。

  (JSK代表 羽曽部 正豪:2021/11/11)

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